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でんでん虫と紫陽花 (童話)

紫陽花の方は、いつも空を見つめていた。 鈍よりと編み込まれた、グレーの雲を突き抜けるその眼差しの瞳は、恥じらいを漂わせながらも、奥底に真の強さを感じさせる、深い湖の青だった。 けれど彼女は、自分には他の花達の様に、陽の光 … 続きを読む

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