遠くに見える祭りの火
蝉のなき暮らす声の中に
水音を探す
夏は
うつつと幻の間で
夢を探しにゆく時間
風鈴の音が 髪の間を通り抜け
私が、自分の中から消えてゆく
心は 遠く山里に遊び
プラネタリウムの星空に包まれたら
星屑をたくさんリュックに
詰めこんで
まだ出逢ったことのない
昔々の小説家に会いにゆく
遠くに見える祭りの火
蝉のなき暮らす声の中に
水音を探す
夏は
うつつと幻の間で
夢を探しにゆく時間
風鈴の音が 髪の間を通り抜け
私が、自分の中から消えてゆく
心は 遠く山里に遊び
プラネタリウムの星空に包まれたら
星屑をたくさんリュックに
詰めこんで
まだ出逢ったことのない
昔々の小説家に会いにゆく